ON・I・ON2(オニオン・ツー)研修 ~労働組合向け組織活性化プログラム~

ON・I・ON2(オニオン・ツー)プロジェクトとは? → ON・I・ON2(オニオン・ツー)研修とは?

ON・I・ON2(オニオン・ツー)プロジェクトとは?

ON・I・ONの誕生と背景
  • 現在、労働組合がその活動を考えるときには、労働場面だけでなく、仕事以外の生活も重視している組合員の意識に対応すべく、組合員のライフスタイル全体を視野におく必要があります。従来の“仕事をON・仕事以外をOFF”としてきた意識に変わり、個人(私:I)を中心に“仕事もON・仕事以外もON”、と考える「ON・I・ON」型の人間が増加しています。
  • 「ON・I・ON」型の人間は、自らのニーズを満たすために、様々な組織や集団に多重に帰属しています。このような多重帰属ネットワーク社会では、多くの活動のチャンネル(組織や集団)が存在していますが、一方で、何かを実現するための明確なアイデンティテイをもつ組織や集団以外は、積極的に関わる必要のある存在として、個人に選ばれなくなっているという側面もあるのです。
  • 必要に応じて積極的に関わっていくという個人の生き方は、例えば組合や会社においても成り立ちます。組合が“組合もON・会社もON”とその個人に位置付けられるためには、組合も他の組織や集団と同様に、「組合で何ができるのか」「組合だからこそできる活動は何か」といった自らのアイデンティティ(UI)を考え直す必要に迫られているのです。
ON・I・ON2プロジェクト
  • ON・I・ON2プロジェクトでは、組合という組織を、“自らがメンバーとして参加し関わっていく”という「参加関与型組織」に再生していくことを提案しています。具体的には、現在行っている活動を、従来の「評価」という視点に加え、新たに「関与」という視点を導入して見直していきます。その結果をもとに、思い切って現在行っている活動の一部をスクラップして余力を生み出し、その余力を組合員が関与したいと感じられるような新たな活動に向けていきます。これを繰り返すことによって、組合員の関心を高め活動に巻き込みながら、最終的には、組合員自身が取り組むべき活動を考えられる組織に変えていくことを目指します。

*ON・I・ON2は、 公益社団法人 国際経済労働研究所 の労働組合向け調査プログラムです。
弊社では、公益社団法人 国際経済労働研究所と共同で、組合組織の活性化のためのアクションを支援する研修プログラムを開発しました。

*この考え方の元となる「ON・I・ON2組合員総合意識調査」には現在組織人員数200万人を超える全国の労働組合が参加しています。



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